以前より、川崎市の風しん対策事業について説明したきましたが、今回、国による第5期定期接種が決定されました。
つまり、川崎市と国とが重複するような形で風しん対策を行うということです。対象となる方は、どちらを選んでもかまいません。
では、どこが異なるのか、かなりわかりにくいのですが、簡単に説明します。川崎市の風しん対策事業の内容は前回4月に書きましたので再確認してください。
今回は、国による第5期接種の説目を行います。
・対象者は、昭和37年4月2日生~昭和54年4月1日生までの男性です。
・期間は、2019年4月から2022年3月31日までの3年間限定です。
・対象者には、川崎市からクーポン券が発送されますので、必ず医療機関に提出してください。一部の対象者には今年の6月中に発送されます。
・対象者でありながら、クーポン券が送られない場合は予防接種コールセンター(044-330-6940)に電話してください。
・クーポン券を使われる場合は、風しん抗体検査が無料で受けられます(血液検査)、この結果、抗体が陰性が低い値の場合は、無料で予防接種を受けられます。
川崎市風しん対策事業とかなり重複する内容ですが、細かく見ると、かなり違います。川崎市の方が勝っていると考えられます。
わからない点が多いと思いますが、各医療機関にご相談ください。対象者はできるだけ検査、予防接種を受けてください。
最後に、急いで風しん抗体があるかどうか知りたい場合(奥さんが妊娠する確率が高い、または妊娠した場合など)は川崎市の対策事業をお勧めしす。クーポン券など必要ありません。すぐに医療機関を受診すれば簡単に検査できるからです。採血からおそくとも数日で結果が出ます。
2019
07May