COPDとは Chronic Obstructive Pulmonary Disease の略で、日本語では慢性閉塞性肺疾患と呼ばれています。
どんな病気かというと、昔、慢性気管支炎とか肺気腫と呼ばれていた病気を一まとめにした疾患群です。
症状は、痰を伴う咳が続く(よく道端で見かける、ゴホゴホ、ガアー、ぺッ!と痰を吐きだすアレです)、徐々に労作時(運動時)の息切れが増してくるというものです。
この病気のほとんどは喫煙が原因で起こるため、タバコ病とも呼ばれるほどです。だいたい30年~40年くらい喫煙していると、このような症状が出てきます。(個人差はあります) 最も重症になると酸素吸入が必要になります。(在宅酸素療法)
診断には、症状、喫煙歴、聴診所見のほかに肺機能検査(昔からの肺活量検査のようなもの)が必要となります。
当院では、COPDの診断は簡単に行えます。肺機能検査は5分から10分ですみます。
治療の第一は禁煙です。
当院では平成18年より禁煙治療を行っています。
ちなみに院長は日本禁煙学会の専門医です。 その他、吸入薬を中心とした薬物療法も行っています。
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