当院では、保険適応が開始された平成18年からニコチンパッチによる禁煙治療を始めました。
また平成20 年には禁煙治療経口剤のチャンピックスが保険適応となり、治療に加わったため、現在はほぼ100%チャンピックスが使われています。禁煙治療を始めて、今年でちょうど10 年経過したことになります。
禁煙治療を行える医療機関は、毎年4 月から3 月までの1 年間の治療成績を社会保険庁官庁に報告する義務があります。
当院の治療成績を下記に示します。昨年度は成功率85%でした。大学病院などの大きな医療機関の禁煙外来治療の成績はかなり良好な結果も出ていますが、一般開業医の成績としては当院の結果は満足できるものと考えています。なぜなら、対象となる患者さんの禁煙への決意の強さが異なるからです。
遠い大学病院まで足を運んでまで禁煙しようと思う人と、試しに近くの診療所へ行ってみるか、という人とは自ずとその気持ちの強さに差が出ると思われます。さあ、12 年間の成績を見てください。
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当院はこれからも禁煙治療を続けます。
喫煙者のみなさん、ぜひチャレンジして下さい。